はじめに
契約する時期と地方によって標準仕様が異なる場合があります。筆者の場合は次の通りです。
- 2022年2月契約
- 関東地方
住友不動産の洗面台の標準仕様
住友不動産 オリジナル洗面台
公式サイトはこちらです。
コンセプトは「上質な素材とフォルムが創出するハイセンスな洗面化粧台」です。
そんなオリジナル洗面台の特徴を紹介します。クォーツという素材のカウンターを選択できることです。クォーツとはエンジニアドストーンとも言われるもので耐久性と意匠性に優れています。
細かい仕様は次の通りです。
カウンター | ・ウルトラセラミックストーン ・エンジニアドストーン(クォーツ) ・人造大理石 |
ボウル | ・陶器 ・人造大理石 |
水栓 | ・セラミック標準水栓 ・クォーツ 人造大理石標準水栓 |
収納 | 2段引き出し |
ミラー | 三面鏡 + チャイルドミラー + LED手元照明 + ガラスくもり止めヒーター + ミラーキャビネット |
その他 | ミラーキャビネット内コンセント |
カウンターの素材が良いです。セラミック・クォーツ・人造大理石の中から選ぶことができます。他社と比較してもセラミックやクォーツを採用している洗面台はなかなか見ないです。
このようにボウルが浮いたタイプもあります。女性が多いと洗面台争奪戦が勃発するらしいので、そのような場合は写真のように横並びにするのもいいかもと思いました。ただ、ボウル外に水が飛び跳ねないかが少し心配になります。
TOTO Octave(オクターブ)
公式サイトはこちらです。
私たちはこちらを選びました。
コンセプトは「タッチレス&スマート、スタイリッシュドレッサー」です。
そんな Octave のキャッチコピーを3つ紹介します。第一に「タッチレス・きれい除菌水」です。洗面や照明が自動です。また除菌水で歯ブラシや排水口をきれいに保つことができます。第二に「動作をスムーズにする工夫」です。これに対応する設備として、鏡が顔の前まで移動するスウィング三面鏡などがあります。このように普段の動作がしやすくなる工夫が凝らされています。第三に「汚れがたまりにくくお掃除ラクラク」です。たとえば、水栓が上部に設置されていてボウルから水栓の下まで段差がない形状になっています。
細かい仕様は次の通りです。
カウンター | ちょい置きカウンター |
ボウル | すべり台ボウル + スッキリ排水口・らくポイヘアキャッチャー |
水栓 | 自動水栓 + 自動手元照明 |
収納 | 片引き出し |
ミラー | 三面鏡 + LED照明 |
その他 | 自動きれい除菌水 |
こちらオプションですが、2段はやはり人気らしいです。私たちも採用予定です。
また、この洗面には「奥ひろし」という排水管の配置や構造を見直すことでより多く収納できる工夫が凝らされています。
こちらもオプションです。洗面周りの収納って難しいです。このように洗面台付属のモノを使ってもいいし、造作で棚を洗面室に設置してもいいですよね。洗面化粧台だけで考えず何をどこに収納したいかで考えることでだんだん明確になっていくと思います。
地味に便利そうなのがこちら。水栓の上という位置が絶妙に使いやすいと思いました。ベースでモノが置いてあるというのは避けて一時的な避難場みたいな感じで使っていきたいです。
パナソニック ウツクシーズ
公式サイトはこちらです。
コンセプトは「もっと美しく、キレイに磨きをかけて。」です。
そんなウツクシーズのキャッチコピーを3つ紹介します。第一に「手間をかけずに、キレイが続く」です。これに対応する設備として、汚れシャットミラーやスゴピカカウンターなどがあります。第二に「スマートな動作で、メイクしやすい」です。これに対応する設備として、たっぷり収納できるミラー裏収納などがあります。第三に「こだわりのデザインで、美しい」です。これに対応する設備として、セミフロートキャビネットや豊富な扉柄などがあります。
細かい仕様は次の通りです。
カウンター | スゴピカカウンター |
ボウル | ささっとボール |
水栓 | タッチレス水栓 |
収納 | 片引き出し |
ミラー | 三面鏡 + LED照明 |
その他 | ミラーキャビネット内コンセント |
コンセント付きがありがたいです。パナソニックの製品がすっぽり入るよう設計されています。他社のものだと、いざ入れてみたらドライヤーなどがはみ出てしまうといったことがあるようです。パナソニック製品が好きな方は設備関連もパナソニックで固めると暮らしやすいかもしれません。
これ体感するとけっこうすごいようです。ショールームに行ったときの話です。案内してくれたお姉さん曰く「歯ブラシについていた歯磨き粉があっという間に綺麗になってビックリした!」とのことです。歯磨き粉ってけっこう落とすの大変ですよね。そういう意味でとてもわかりやすい訴求ポイントでした。
陶器と比べて水滴に強い素材でできています。トイレやキッチンなど他のパナソニック製品にも導入されている自慢の素材です。陶器と比較して何かモノを落としたときも割れにくいというメリットもあるようです。実際私も陶器でできた実家の洗面台がモノを落として割れたことがあるので、いいかもな〜なんて思いました。
パナソニック シーライン(C-Line)
公式サイトはこちらです。
コンセプトは「家族みんなにうれしい機能が満載」です。
そんなシーラインのキャッチコピーを3つ紹介します。第一に「さっとお掃除、清潔が続く」です。これに対応する設備として、継ぎ目のないボール一体型カウンターがあります。第二に「家族みんなが、使いやすい」です。たとえば、子どもの目線にミラーを配置するなどの工夫が凝らされています。第三に「メイクやスキンケアを存分に」です。これに対応する設備として、ワイドカウンターやツインライン照明があります。
細かい仕様は次の通りです。
カウンター | 人造大理石 |
ボウル | 人造大理石 |
水栓 | マルチシングルレバー水栓 |
収納 | 2段 + 1段引き出し |
ミラー | ツインラインLED照明3面鏡 + 1面鏡(照明なし) |
その他 | ミラーキャビネット内コンセント |
追加費用なしで横幅1650mmにすることができます。他の商品が標準でだいたい900mmくらいなのでかなり広いです。広い洗面にしたい方にとってはかなり嬉しいポイントではないでしょうか。逆に横幅を他と揃えればその分値引きになります。
追加費用なしで縦に照明が入ります。通常の鏡上部に付いている照明と比較して、顔などを均等に照らすことができます。他だとけっこうオプションになっています。こちらけっこうおすすめなポイントです。
まとめ
お掃除のしやすさに重きを置くならTOTOのOctaveかパナソニックのウツクシーズがいいと思います。私たちはこの2つでたくさん悩みました。上でも触れましたが最終的にはTOTOのOctaveにしました。予算を上げないで広々としたカウンターなどの機能に重きを置くならパナソニックのシーラインがいいと思います。意匠性に重きを置くなら住友不動産のオリジナル洗面がいいと思います。
いずれにせよショールームに行くのはとてもおすすめです。一社一社行くのが大変という方は「住まいるフェスタ」という住友不動産のイベントがおすすめです。一度に住友不動産の仕様を確認することができます。このイベントに参加したときのことは次の記事で紹介しています。よろしければご覧ください。
別の契約時期や地方ではこうだったよ〜とか、さらに細かい標準仕様を提供してくださる方は、各種 SNS からコメントいただけたら嬉しいです!
コメント