はじめに
契約する時期と地方によって標準仕様が異なる場合があります。筆者の場合は次の通りです。
- 2022年2月契約
- 関東地方
住友不動産の屋根の標準仕様
ケイミュー コロニアルグラッサ
公式サイトはこちらです。
スレート材の屋根です。和・洋・伝統・モダン…とどんなスタイルにも合う横一文字葺きという商品紹介がなされています。
コロニアルグラッサの特徴を2つ紹介します。第一に「高耐候性」です。紫外線に強く色褪せしにくい材質でできています。30年相当の超促進耐候性試験を実施した結果、色差がほとんど目立たないことを確認しています。屋根材だけではなく役物も同様の性能を有しています。第二に「耐震性」です。スレート材は軽いので地震の揺れを小さくする効果が期待できます。
カラーバリエーションは次の通りです。
けっこう素敵な色が揃っていると思います。商品紹介にある通り、どんなスタイルにも合う色が見つかりそうです。
細かい仕様は次の通りです。
一般名称 | 平形屋根用スレート |
働き寸法 | 910mm × 182mm |
厚さ | 5.2mm |
一枚あたりの重量 | 3.4kg |
対応勾配 | 2.5寸以上 |
屋根は色によって日射反射率が大きく異なります。コロニアルグラッサの上位互換シリーズであるコロニアル遮熱グラッサもグラフに含まれていますが、グラッサの白の方が遮熱グラッサの多くの色より日射反射率が高いです。色による違いは、特に外に触れる部分で顕著なので頭の片隅に置いておくといいと思います。
メンテナンススケジュールはこんな感じです。やはり瓦と比較すると補修頻度は高いでしょう。ただ、10年20年が部分補修なのはありがたいです。スレート材だと10年単位で塗り替えとかもあるそうです。
住友不動産の軒天の標準仕様
神島化学工業 DRESSE エンボス
住宅を見上げたときに外壁から外側に突き出ている屋根部分のことを軒天といいます。
ちなみに「神島」は「コウノシマ」と読みます。
公式サイトはこちらです。
カラーバリエーションは次の通りです。
屋根・外壁・窓サッシの色に合うものを選ぶという形になると思います。
住友不動産の破風板・幕板・鼻隠の標準仕様
破風板・幕板・鼻隠の場所は以下の通りです。
神島化学工業 DRESSE HC16J
公式サイトはこちらです。
カラーバリエーションは次の通りです。
こちらも軒天と同様、屋根・外壁・窓サッシの色に合うものを選ぶという形になると思います。
まとめ
屋根はどの材がいいかを考えておくといいと思います。標準仕様がスレート材だけなので、金属系・瓦系の屋根があるというのをまず知っておくといいです。それぞれメリットとデメリットがあるので納得のいく屋根選びができればいいですよね。
いずれにせよショールームに行くのはとてもおすすめです。一社一社行くのが大変という方は「住まいるフェスタ」という住友不動産のイベントがおすすめです。一度に住友不動産の仕様を確認することができます。このイベントに参加したときのことは次の記事で紹介しています。よろしければご覧ください。
別の契約時期や地方ではこうだったよ〜とか、さらに細かい標準仕様を提供してくださる方は、各種 SNS からコメントいただけたら嬉しいです!
コメント