この記事では2022年9月5日(月)から2022年9月6日(火)までに行った工事の様子を紹介します。着工7日目から8日目のことです。前回は2022年8月30日(火)に行われた工事について紹介しました。そのときの記事はこちらです。
なお、住友不動産地鎮祭後シリーズについては、こちらから記事一覧としてご覧いただけます。
写真1:基礎根伐り
1日目(9月5日)の工事です。
「基礎根伐り」は「キソネギり」と読みます。基礎をつくるため地盤面下を掘削する作業です。
写真はまさしく根伐りの最中のものですね。一部地面が掘削されているのがわかると思います。
写真2:砕石転圧
2日目(9月6日)の工事です。
砕石とは天然の岩石をクラッシャーなどで人工的に破砕した基礎資材です。砂利と比較して、圧をかけた際に締まりやすいという特徴があります。砂利は粒が丸い一方で、砕石は角があってゴツゴツしています。角があることで、圧をかけたときに砕石同士がしっかり噛み合うというわけです。
転圧とは圧力を加えて粒子同士の密度を高めることです。この工程を経れば通常の土よりも硬い状態になります。
写真は転圧まで完了したものですね。かなり綺麗に仕上がっています。はじめて見たときは感動しました。
この状態で少し置いたのち以下作業を実施するようです。
- 防蟻処理
- 捨てコン
捨てコンとは「捨てコンクリート」の略で基礎下の地盤に流し込むコンクリートを指します。また、そのコンクリートを流す作業自体を指すこともあるようです。そのため「捨てコンする」のような言い方もよくされます。
今回の記事のまとめ
いよいよ基礎をつくる作業の開始です。
しかし、いきなり基礎ができるわけではありません。今回挙げたさまざまな工程を経て、徐々に基礎をつくるための準備が整うというわけです。
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