この記事では2022年4月2日(土)に行った基本設計図打ち合わせについて解説します。前回は2022年4月2日(土)同日にLIXILのショールームに行きました。そのときの記事はこちらです。
なお、住友不動産との契約後シリーズについては、こちらから記事一覧としてご覧いただけます。
現在の状況整理
基本設計図(1/100縮尺)の完成を目指します。完成といっても、今後一切修正できないというわけではありません。だいたいの部屋の位置など大枠が決まっていけばOKです。
住友不動産が扱う基本設計図の種類などの情報は基本設計図打ち合わせ①の記事で触れました。
また、前回の基本設計図打ち合わせの記事はこちらです。
この記事では、主に打ち合わせで用いた平面図・外観イメージ・立面図を掲載しています。
平面図についての話し合い
窓については後述の立面図のところで解説します。
1階の間取りを確認
ご提案いただいた1階の平面図
よく見ないとわかりませんが、スリッパニッチを作る旨がしっかり反映されています。この縮尺だと図面上に反映できないので、スリッパニッチになっている旨が文字で表現されています。
トイレについて、背面収納とペーパー側にカウンターを設置するのが可能であることを教えてもらいました。技術的に可能かどうかというよりは、面積など踏まえ設置が現実的かどうかという意味合いです。極端に狭くなることはないとのことで一安心です。
1階の平面図の修正箇所
家電タワーが図面から消えているので記載してもらいます。場所的には南西のところに記入される予定です。前回の修正漏れといえば修正漏れです。ただ、加熱機器の位置などはきちんと修正されているので、家電タワーだけ単に記入漏れしているという状態です。
冷蔵庫南側の壁を削減します。冷蔵庫南側の通路を少しでも広くしたかったからです。圧迫感も多少減らせると考えています。
また、冷蔵庫東側の壁をふかしてニッチにします。新居に持っていく予定の冷蔵庫の寸法から逆算して、少なくとも15cmくらいのニッチを作れることがわかりました。お花とかを飾る予定です。
お風呂を1620から1618に変更します。脱衣室の収納スペース確保のためです。今のままだとけっこう狭いですね。1618にして問題ないか、現地で必死に寸法を測ってシミュレーションしました。結果、問題ないと判断しました。
洗面室北東に窓を追加します。採光のためです。窓のことは立面図で解説するとお伝えしました。しかし、この窓は立面図で表現されていないためここで説明しました。玄関ポーチの中なので立面図だと隠れてしまうのです。
2階・小屋裏の間取りを確認
ご提案いただいた2階・小屋裏の平面図
書斎のデスクがL字になりました。多少圧迫感が出てしまうかもしれませんが、かなり使い勝手は向上したはずです。窓の位置も北寄りになりました。
こちら特に打ち合わせ内で言及がなかったので、図面の掲載に留めます。
2階・小屋裏の平面図の修正箇所
トイレの仕様を収納一体型にしたい旨を伝えました。設備のことは今後もう少し考えます。今のところは、という温度感です。トイレを出てすぐ洗面台があるので、トイレ内に手洗いはつけない予定です。
洋室と洋室を繋ぐ壁を取っ払います。必要になったタイミングで壁を取り付ける方式にします。夫の実家がこのスタイルでした。子ども部屋が必要な期間はけっこう短いです。そう考えると、不要な期間広い部屋として使えるのが魅力的でした。あまり大きな金額ではありませんが、クローゼットがなくなる分減額になるようです。
洋室とWICに繋がる部分に壁を設置します。主寝室とWICを結ぶ通路をなくすことでWICの収納力が増します。洋室については、上述の通り主寝室と洋室を繋げる必要がなくなったという経緯です。
外観イメージについての話し合い
ご提案いただいた外観イメージ
この外観イメージで使用した外壁材は次の通りです。
- ベース:フィエルテ チタンアイロン
- アクセント:ブルレウッド チタンアンバー
夫婦共にけっこう好みの外観になりました。黒系や白系よりグレー系の方が良さそうです。
外観イメージの修正箇所
他にも色々なパターンが見てみたい旨を伝えました。もちろん要望通り対応してくれるみたいですが、Web上で簡単に外壁材を変えられるようになることも教えてもらいました。後々URLが共有されるので、そこから私たちの手で色々修正できるそうです。
外観イメージについては、インテリア打ち合わせフェーズになったらあらためて触れることになります。それまでは、外観イメージについて打ち合わせで深く言及することはありません。
立面図についての話し合い
窓の位置と大きさを決めていきます。立面図がわかりやすいので掲載します。各方位から見た家の形がわかります。
窓の近くに記入してある5桁の数字について解説します。
具体例として「16011」という数字を考えます。最初の3桁(160)は横幅(単位:cm)を示しています。つまり、この窓の横幅は160cmであることがわかります。次に最後の2桁(11)は縦幅を示しています。こちらはそのまま単位をくっつけけてあげればいいわけではありません。先に結論を伝えると、110cmであることを示しています。あえて公式にするなら、10倍してcmをつければいいわけです。
理解度の確認のために最後にもう一例。「25424」は横幅254cmで縦幅240cmの窓を示しています。
今回修正をお願いした窓について言及します。
北立面図を再度掲載します。
左側の窓がトイレで、右側の窓がお風呂です。トイレについては、床まで窓になっている方が素敵だと思って変更しました。お風呂については、横に広い方が明るそうだと思って変更しました。
次に、西立面図を再度掲載します。
いずれもキッチンに関わる窓です。現状横長の窓が家電タワーに被ってしまうので位置を変更しました。また、小さな窓は不要なので削減しました。
住宅設備についての話し合い
基本設計図打ち合わせも最終に差し掛かってきました。このあたりで希望している住宅設備を整理しようということになりました。それが以下です。
- 建具
- フローリング
- キッチン
- カップボード
- 洗面台
- システムバス
- 1Fトイレ
- 2Fトイレ
現状私たちが希望している住宅設備の候補は次の通りです。
建具 | ・三京化成(住友不動産オリジナル) ・カミヤ ・LIXIL ・サンワカンパニー |
フローリング | ・ウッディワールド ・朝日ウッドテック |
キッチン | グラフテクト |
カップボード | グラフテクト |
洗面台 | ・標準のどれか ・造作 |
システムバス | 積水ホームテクノ |
1Fトイレ | アラウーノ |
2Fトイレ | LIXILの一体型 |
今後打ち合わせを重ねて徐々に確定していきます。
なお、住友不動産の標準仕様シリーズについては、こちらから記事一覧としてご覧いただけます。
基本設計図打ち合わせ④のまとめ
名目上基本設計図打ち合わせは今回が最後です。これで完全に変更できなくなるわけではありません。ただ、玄関の位置を変えるなど大幅な変更はできなくなります。
次回は基本設計図打ち合わせと詳細設計図打ち合わせのつなぎとして、照明・スイッチ・コンセントの打ち合わせを行います。とはいえ、このとき使う図面は今まで通り1/100縮尺の基本設計図です。「名目上」と言ったのはそういうことです。本格的に照明・スイッチ・コンセントを考えるのは詳細設計図の設備図を見ながら行います。
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